文房具好きのニッチな日常

写真少なめ文章多めで買った文房具について語ります。

ぺんてる トラディオプラマン

 今日紹介するのは、このペンです。

 

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 ぺんてるのトラディオプラマンですね。
 

トラディオプラマンってどんなペン?

 トラディオプラマンをご存じで無い方へ、簡単にトラディオプラマンについて説明します。
 
 このペンはおよそ3、40年程前に開発されました。かなりのロングセラーです。
 その頃というと、まだまだ筆記具のなかで万年筆が一般的だった頃ですね。
 
 ただ、万年筆というと様々なトラブルが付き物です。ボタ落ちしたり、インクが出なくなったり……。また、メンテナンスも大変です。
 
 そのような不便な点を無くすために出来たのがこのトラディオプラマンです。
 
 原理としてはサインペンと似ています。
 その中で万年筆の代替となりうるよう、万年筆らしい書き味を追求していったのですね。
 
 

書き味は万年筆とは別の良さがある!

 

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 書き味は、やはり万年筆に似せてはいますが別物です。
 ……と言っても、トラディオプラマンの書き味が悪い訳では決してありません。
 
 万年筆のぬらぬらした感じに比べて、手に受ける感触はさらさらと紙を滑っていく感じを受けます。
 万年筆と同様、しなりも感じられますね。
 
 また、筆記音も独特で、紙と万年筆が擦れる音と言うより紙と紙が擦れる音に似ています。
 これは、サインペンの筆記音を弱くした感じですかね。
 
 特筆すべきは、筆記線の強弱です。
 

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 このように、万年筆と比べると、むしろトラディオプラマンの方が筆記線に強弱がついています。
 
 無論、万年筆にも筆記線にかなり強弱のつくものはあります。
 ですが、最近の万年筆はほとんど写真に出てくる万年筆程しか強弱が出ません。
 というか、強弱をつけようとして筆圧を強くしすぎると、万年筆は下手したらぶっ壊れます。
 
 

トラディオプラマンは万年筆より万年筆?

 
 このように、トラディオプラマンは万年筆に似せて作られたものでありながら、筆記線の強弱は万年筆を凌いでいます。なぜでしょう。
 
 あくまでこれは考察ですが、その訳はこのように考えられます。
 
 最近の筆記具はボールペン等の「ペン先の硬い」筆記具が主流です。
 それに合わせて、最近の万年筆のペン先は昔よりも硬くなっているそうです。
 
 ですが、トラディオプラマンの開発された当時はまだまだ万年筆のペン先が柔らかかった頃。
 それに合わせて作られたから、ペン先が硬い今の万年筆よりも筆記線に強弱が出るのではないでしょうか。
 
 
 …………いえ、これはあくまで考察、推論の話なのですが。
 でももしそうだとしたら、このペンは今の万年筆よりも万年筆らしいペン、と言えるのではないでしょうか。
 
 

万年筆ではないけれど、完成度の高いペン。

 
 けれどトラディオプラマンは、万年筆ではありません。
 
 万年筆のように何十年も使えるペンではありませんし、万年筆のように所有欲を満たしてもくれないでしょう。
 
 それでもこのペンは30年以上の長い間、人々に愛されてきました。
 
 おそらくそれは、万年筆の代替品ではなく「トラディオプラマン」というペンとして受け入れられた為です。
 
 万年筆ではないけれど、万年筆とは別の良さがトラディオプラマンにはあります。
 
 万年筆とは別物として、完成度が高く、ハマるペン。それがトラディオプラマンというペンです。
 


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